空の章! 海上自衛隊航空隊訪問記・・・ 伊藤倫邦(いとうみちくに) 鎌倉


空の章! 海上自衛隊第21航空軍 訪問記
活動報告2・・・ 海上自衛隊研修会参加
 千葉県館山にあります海上自衛隊第21航空群に昨年に続き研修会を行いました。日本の防衛を24時間365日、
厳しい訓練の元、隊員の方々の姿を直接感じ取る事が今回も体験出来ました。また今回はヘリコプターの操縦を
現在使用している機種でシュミレイションにて体験致しました。大変難しく、特にホバリングがうまく出来ず人名を
救助する時など上空にて行なう作業は、風等、気象条件を的確に把握し作業を行なうので日々の訓練が欠かせ
ない事を実感致しました。  

      

■東日本大震災での自衛隊員の活躍
 昨年の3月11日14時46分、東日本大震災が起きました。14時57分地震発生後、いち早く大湊第25航空隊の
出動機UH-60Jヘリコプターが状況確認のため現地に向け離陸しました。その後第21館山航空隊のSH-60Kヘリ
コプターを被害状況調査のため現地に向け離陸いたしました。この様に国民の日々安全と暮らしを支えている陸、
海、空の自衛隊員の方々に感謝いたす所です。
*下記の写真は被災地での活動の記録写真です。
八戸 地球深部探査船「ちきゅう」
からの児童の救出
松島 桂島浦戸第二小学校
への救援物資輸送 
石巻 飯野川中学校
孤立した住民を
へりで救出
護衛艦からの物資輸送 米海軍揚陸艦による
車両輸送(むつ湾)
*被災地からの海上自衛隊のみなさまへの手紙(原文を記載
 11日、地震が来てから、私たちはどうにかして助かろう、大丈夫、信じようと励ましあって頑張ってきました。
朝になってヘリコプターの音を聞く度にベランダに出て手を振りました。ここだよ、気づいてと。陸に上がった
時は本当に感謝の気持ちでいっぱいで。地震が起きたこと、津波が起きたことは、すごくショックでもう二度
と起きてほしくない。でも今回のことでみなさんと出会い、こんなにありがたい、いっぱいの気持ちにさせて
いただく事ができました。

*自衛隊へのメッセージ
 海上自衛隊の皆様が一生懸命、救助活動されている姿をニュースで見て、感動しています。
どうか、皆様も無事で、頑張ってください。昼夜問わず、命がけで救助活動をしてくれてありが
とうございます。皆さんの無事と、一人でも多くの方が助かることを願っております。

空の章!海上自衛隊第21航空軍 訪問記
活動報告2-1 ・・・ *体験飛行の研修参加 
 2012年11月12日、海上自衛隊下総教育航空基地にてP3C哨戒機にて体験飛行の 研修に参加してまいり
ました。この飛行機は、本格的な戦略事態はもとより、各種自体に際し、自衛隊が 迅速に対応するためには、
平素から領海・領空とその周辺を常時警戒監視 し、情報の収集・処理にあたることが、極めて重要です。

 このため、海上自衛隊は1日1回を基本として哨戒機(P3C)により、 北海道周辺海域や日本海、東シナ海を
航行する船舶などの状況を監視するほか ミサイル発射に対する監視など護衛艦・航空機を柔軟に運用して
周辺海域に おける警戒監視活動を行なっています。
 
 また、我が国の領水内で潜没航行する外国潜水艦や武装工作船などへの対処 能力の維持・向上を図って
います。

 研修会に参加して、日本は、四方を海に囲まれ世界第3位の長い海岸線を持 っている国であることが改めて
認識いたしました。海上自衛隊の隊員の皆様が 日夜監視活動を行なっていることに心より敬意を称します。
*研修のときの写真です。
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   昼食          昼食司令官と
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  司令官と        コックピット1カー
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研修を終えて機上より地上へパイロットと

私の思い~出会いを大切に~ (Ⅰ)花の章・沿道に花を (Ⅱ)空の章・航空隊研修 (Ⅲ)海の章・観艦式