韓日・日韓国交正常化50周年記念及び田内千鶴子生誕100周年記念事業 


こんにちは、伊藤倫邦です!                                       平成27年3月19日(File No.49)   
白建宇ピアノ・リサイタル <韓日・日韓国交正常化50周年記念及び田内千鶴子生誕100周年記念事業>  
 2015年3月17日(午後7時より)サントリーホールにおいて、韓日・日韓国交正常化50周年記念及び田内千鶴子生誕100周年記念
事業、白健字ピアノリサイタル(韓国名:クンウー・パイク)が行われご招待を頂きましたので聴きに行ってきました。

 今まで、ピアノの生演奏は何回か経験がありますが、今回ほど感銘を受けた事はありません。今世界のあちこちで人々がいがみ
合い傷つけあっている事を重ね合わせて考えると心が痛みます。

 一時期、韓国とも不幸な時期も有りましたがそれを乗り越え正常化50周年が迎えられる事は大変喜ばしい事と思います。

 田内千鶴子さんは、高知県で生まれ1919年両親と共に、朝鮮・木浦に渡航、その後尹致浩氏と結婚。二人で「木浦共生園」を
運営、その後生涯で3,000人の孤児を育て上げ「韓国孤児の母」と慕われ56歳の短い生涯を終えました。

 日韓国交正常化がなされていなかった1963年、韓国の朴正照大統領は異例の大韓民国文化勲章を授与し「愛の精神と実践」を
讃えました。翌1964年日本を訪問し、当時の岸信介首相から送られた言葉が、「玄界灘の波が高まるような事が起きた時、両国
の真ん中で波を鎮める事が出来るのは、あなた」でした。1965年に日韓基本条約が締結され、その願いは実を結びました。

白建宇ピアノ・リサイタル 2015年3月17日 サントリーホール